
FXを始めたばかりの初心者にとって、最初の大きな壁が「通貨ペアってどれを選べばいいの?」という疑問です。ドル?ユーロ?円?聞いたことはあっても、それぞれの違いや向き不向きを説明できる人は少ないはず。
しかし実は、通貨の選び方ひとつで、トレードの難易度も利益の出やすさもガラリと変わることをご存じでしょうか?
特にFX初心者や、自動売買(EA)をこれから使ってみたいと考えている方にとっては、「扱いやすく、安定して稼ぎやすい通貨」を選ぶことが、継続のカギになります。
今回は、そんなFXビギナー向けに「おすすめの通貨ペア」や「選び方のポイント」、さらに弊社提供の実績あるEAと相性の良い通貨まで、しっかり解説していきます。
「何を取引するか」に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. FXにおける通貨とは?基本のキホン
FX(外国為替証拠金取引)では、「通貨ペア」と呼ばれる2つの国の通貨の交換レートを取引します。たとえば【USD/JPY】という表記は「米ドル/日本円」の通貨ペアであり、米ドルを日本円で買う(あるいは売る)という意味になります。
通貨を選ぶことは、FXの最初の一歩でありながら、実はその後の勝ちやすさや続けやすさに直結する大切なポイントです。
1-1. 通貨ペアとは?(例:USD/JPY、EUR/USDなど)
FXでは単独の通貨を取引するのではなく、「通貨ペア」を取引します。たとえば
- USD/JPY(米ドル/日本円)
- EUR/USD(ユーロ/米ドル)
- AUD/NZD(豪ドル/NZドル)
この「スラッシュ(/)」の左側の通貨を「ベース通貨」、右側を「クォート通貨」と呼びます。FXでは、ベース通貨を買って、クォート通貨で支払う/受け取るという仕組みです。
たとえば、USD/JPYが「150.00」のときは、「1ドル=150円で交換される」という意味です。
1-2. 通貨ごとに“クセ”がある(値動きの特徴・国の影響など)
通貨には、それぞれ特有の「動き方」や「反応のしかた」があります。
- ドル円(USD/JPY):比較的安定した値動き。世界中で取引されており、情報量も豊富。
- 豪ドル(AUD)やNZドル(NZD):資源価格や中国経済の影響を受けやすく、スワップが高め。
- トルコリラ(TRY)や南アフリカランド(ZAR):高金利だが、値動きが荒くリスクも大きい
国の政治・経済状況や、金利政策、物価上昇率などが通貨に影響を与えるため、「どこの国の通貨か」は非常に重要です。
1-3. 初心者は通貨選びを間違えると難易度が一気に上がる
初心者にありがちな失敗が、「スワップが高そうだから」「値動きが大きそうだから」といった理由で高ボラティリティ通貨を選んでしまうこと。
たしかにうまくいけば大きなリターンが見込めますが、それ以上に急落・急騰のリスクも大きく、初心者が手を出すとあっという間に資金を失うことも。
一方、情報量が多く、値動きの傾向がつかみやすい通貨ペア(ドル円やユーロドルなど)は、比較的安定して学びやすく、続けやすい特徴があります。
通貨ペアを選ぶ3つのポイント
FXで扱う通貨ペアを選ぶ際、単に「有名だから」「スプレッドが狭いから」といった理由だけで選んでしまうと、思わぬリスクに巻き込まれることもあります。
ここでは、初心者が通貨ペアを選ぶときに特に意識したい3つの基準を紹介します。
2-1. スワップポイント(保有するだけで利益になる可能性)
スワップポイントとは、保有している通貨ペアに生じる金利差に応じて毎日受け取れる「利息のようなもの」です。
通貨(国)にはそれぞれ「政策金利」があり、たとえば高金利通貨と低金利通貨のペアを買いポジションで保有すると、その差額を受け取れるのがスワップポイントです。
具体的な金利差の例(2024年データを参考)
通貨 | 政策金利(例) |
---|---|
日本円(JPY) | -0.10% |
米ドル(USD) | 5.50% |
豪ドル(AUD) | 4.35% |
メキシコペソ(MXN) | 11.25% |
たとえば…
- USD/JPY(ドル円)を「買う」=米ドルを買って円を売る
- → 米ドル金利 5.5% – 円金利 -0.1% ≒ 5.6%の金利差
- → スワップポイントが毎日プラスに!
- 逆にUSD/JPYを「売る」=米ドルを売って円を買う
- → 毎日マイナススワップでコストがかかる
- 保有しているだけで利益が出る(特に高金利通貨を買う場合)
- 長期運用に向いている(ポジションを長く持つことで受け取れる金額が増える)
- 自動売買(EA)と組み合わせることで、寝ていても利益が積み上がる可能性がある
【注意】スワップが「損」になるケースもある
スワップポイントは常にプラスとは限りません。特に以下のようなケースでは逆にコストになります。
- 高金利通貨を「売る」ポジションを持ってしまった場合
例)MXN/JPY(メキシコペソ/円)を売ると、金利差約11%を毎日支払う側になる - スワップで受け取れる額よりも、為替の下落で損失が出てしまう 例)高金利通貨はしばしば暴落リスクもあるため、金利目当てで保有しすぎるのは危険
【重要】ブローカーによっても違う
スワップポイントはFX業者ごとに異なるため、「同じ通貨ペアでもスワップがプラスかマイナスか」はブローカーによって変わります。
たとえば、同じ「AUD/JPY」の買いポジションでも、
- XMTradingではプラス
- 別の業者ではマイナス ということも十分にあります。
実際にトレードする前に、事前にスワップ条件をチェックすることが大切です。
2-2. スプレッド(取引コストは意外と大きい)
スプレッドとは、通貨の「買値」と「売値」の差額のこと。これは事実上の取引コストになります。たとえば
- USD/JPYのスプレッドが「0.2pips」なら、1万通貨取引で約20円のコスト
- exotic(新興国通貨など)は、スプレッドが「3.0pips以上」と広く、取引するだけで損をしやすい
特に短期トレード(スキャルピングやデイトレ)では、スプレッドの狭さ=利益に直結します。逆に長期保有の場合はスワップを重視しつつ、スプレッドも無視できない要素です。
初心者はまずスプレッドの狭い通貨(USD/JPY、EUR/USDなど)を選ぶのが無難です。
2-3. 値動きの予測しやすさ(=情報が多い国を選ぶ)
通貨ペアの値動きは、金利・雇用統計・物価など、国ごとの経済指標や政治情勢に大きく左右されます。そのため、情報が豊富な通貨=値動きの背景が読み取りやすく、判断がしやすいというメリットがあります。
- ドル円(USD/JPY):アメリカと日本の経済指標はニュースで頻繁に流れる
- ユーロドル(EUR/USD):世界的な注目通貨で情報が豊富
- 一方、トルコリラやメキシコペソなどは、情報が入りにくく値動きも荒い
「初心者のうちは、日本やアメリカ、ユーロ圏など“馴染みのある国の通貨”を選ぶ」のが賢明です。自分の生活圏やニュースに登場する国の情報の方が、自然と理解も深まります。
初心者なら日本円を軸に考えるのがいいにゃ♪
3. 初心者におすすめの通貨ペア【TOP5】とその理由
FXで勝ちやすい環境を整えるには、通貨ペア選びが非常に重要です。特に初心者の方は、「クセが少ない」「情報が多い」「安定しやすい」通貨から選ぶことで、リスクを最小限に抑えながら経験を積むことができます。
ここでは、自動売買との相性も含めておすすめの通貨ペアを5つご紹介します。
3-1. USD/JPY(米ドル/円)
初心者の第一選択肢として鉄板の通貨ペア。
- 値動きが穏やかで安定感がある
⇒ 急激な乱高下が少なく、メンタルを保ちやすい - 日本人にとって情報収集がしやすい
⇒ 米国・日本はともに経済情報が豊富 - スプレッドが非常に狭く、コストが安い
⇒ たとえばXMtreadingではスタンダード口座で1.6pips前後、KIWAMI口座なら0.6pips未満も
FXを始めるならまずはUSD/JPYで「相場を見る目」を養うのがセオリーです。
3-2. EUR/USD(ユーロ/ドル)
世界で最も取引量が多い、王道ペア。
- ボラティリティ(値動きの幅)が適度で利益を狙いやすい
- テクニカル分析が効きやすい
⇒ 機関投資家の取引が多く、チャートパターンの動きが素直 - 経済指標の発表が予測しやすく、突発的なニュースに振り回されにくい
裁量トレードだけでなく、トレンドフォロー系のEAとの相性も抜群です。
3-3. AUD/JPY(豪ドル/円)
スワップ狙いにも人気の高金利通貨ペア。
- ✅ 政策金利が高く、買いポジションでスワップが得られる
- ✅ オーストラリア経済はシンプルかつ安定的
- ✅ 資源国通貨なので、中国経済などと連動しやすい特徴あり
比較的レンジを形成しやすいため、グリッド型のEA(自動売買システム)との相性も良いです。
3-4. NZD/JPY(ニュージーランドドル/円)
AUD/JPYと並ぶ“高スワップ・安定型”の通貨。
- NZも高金利通貨で、長期保有に向いている
- ボラティリティが控えめで、EAに優しい動き方
- 農業・酪農が主産業で、突発的な経済変動が少ない
こちらも自動売買ユーザーに非常に人気のある通貨です。
3-5. AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル)
自動売買において“最適解”のひとつとされる通貨ペア。
- 狭いレンジでの推移が長期間続く
⇒ グリッド型やトラリピ型のEAと非常に好相性 - スプレッドも比較的安定している
- マイナー通貨ながら、指標のタイミングは明確で読みやすい
弊社開発のEA「にゃグリット(NyaGrid)」でもメインの運用通貨にしており、少額でもちょこちょこ利益を積み重ねやすいペアです。
通貨ペアごとに「稼ぎやすさ」や「自動売買との相性」**は大きく異なります。
通貨ペア | 初心者向き | スワップ狙い | EAとの相性 | 備考 |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | ◎ | △ | ◎ | 王道ペア。情報が豊富 |
EUR/USD | ◎ | △ | ◎ | 世界で最も取引される |
AUD/JPY | ○ | ◎ | ○ | 高スワップ通貨 |
NZD/JPY | ○ | ◎ | ○ | 安定通貨・EAに優しい |
AUD/NZD | △ | ○ | ◎ | グリッド系EAに最適 |
初心者の方は、まずこの中から自分の運用スタイルに合う通貨を1~2つ選んでスタートするのがオススメです。
4. 自動売買(EA)との相性が良い通貨とは?
FXで「自動売買(EA)」を活用する際、どの通貨ペアで動かすかは成果に直結します。なぜなら、EAは基本的に“過去のチャートパターン”や“特定の値動きのクセ”に基づいてエントリーと決済の判断をしているからです。
通貨ペアの特性とEAのタイプがかみ合えば、想定どおりに利益を積み重ねられる確率がグッと上がります。逆に、ミスマッチだと“勝てるはずのEA”でも想定外の損失を出すことも。
では、EAと通貨ペアの“相性について詳しく見て行きましょう。
4-1. クセがある通貨の方がEAがパターンを掴みやすい
EAは人間のように「空気を読む」ことはできません。その代わり、一定の“規則性”がある相場にはめっぽう強いです。
- 決まった時間に動きやすい通貨(米ドル関連など)
- 高金利通貨での長期保有に有利な値動き(南アフリカランド、メキシコペソ)
- レンジを形成しやすく、ある程度“上下に振れて戻る”特徴がある通貨(AUD/NZDなど)
こうした「クセ」がある通貨の方が、EAのアルゴリズムが機能しやすく、“想定通りの動き”をしてくれる確率が高くなる=結果が安定しやすくなるということです。
4-2. レンジ型EAと相性の良い通貨ペア
レンジ相場(=一定の価格帯で上下する)を狙うEAにとっては、「大きく動きすぎないが、適度に上下してくれる」通貨が理想的です。
- AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル)
└ 年間を通して明確なトレンドが出にくく、きれいな横ばい相場になりやすい
└ 弊社EA「NyaGrid(にゃグリット)」もこのペアで実績あり - EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)
└ 値動きが非常に穏やかで、狭いレンジで動く傾向が強い
└ トラリピ系やマーチンゲール系のEAとも好相性 - NZD/JPY(ニュージーランドドル/円)
└ 急変が少なく、スワップも狙えるレンジ型通貨の定番
ポイントは、「急激なトレンド」が出にくく、リスクを抑えてコツコツ稼げること。EAの“暴走”を防ぎ、資金効率よく運用できる通貨を選びましょう。
4-3. トレンド追従型EAに向いている通貨ペア
トレンドフォロー系のEAは、「上がっているなら買い、下がっているなら売り」で利益を狙うタイプ。よって、一方向にスムーズに動いてくれる通貨が最適です。
- EUR/USD(ユーロ/ドル)
└ 世界で最も取引量が多く、素直なトレンドが出やすい
└ テクニカル分析が効きやすく、EAが予測を立てやすい - USD/JPY(ドル/円)
└ 米国要因で動きやすく、ニュースに連動した素直な動きが多い
└ トレンド型EAとの組み合わせで中長期的に安定しやすい - GBP/USD(ポンド/ドル)
└ ボラティリティは高いが、その分トレンドが出ると大きく利益を伸ばせる
ただし、トレンド型EAは「だまし(フェイク)」に弱いという側面もあります。そのため、ボラティリティの把握やストップロス設定が重要です。
4-4. スワップ狙いEAにおすすめの高金利通貨
スワップポイントとは、2通貨間の金利差によって得られる“保有報酬”のこと。
買いポジションを長く持つEAなら、このスワップが**「寝ているだけで利益」**になることも。
おすすめ通貨ペア(買い保有でスワップが得られる)
通貨ペア | 金利差の目安 | 特徴 |
---|---|---|
USD/JPY | 約5.5%前後 | 安全性が高く、スワップも◎ |
MXN/JPY | 約10%前後 | スワップ超高額。値動きリスクあり |
ZAR/JPY | 約8%前後 | スワップ大。資源国通貨でリスク分散に |
スワップ狙いEAを使うときは、「買いポジションが中心」「トレード回数が少なめ」などの特徴を活かして、長期安定運用を意識することが重要です。
4-5.EAと通貨ペアは“戦略的に組み合わせる”のが勝ちパターン
EAの種類 | 相性の良い通貨ペア例 | 特徴 |
---|---|---|
レンジ型 | AUD/NZD, EUR/CHF | 狭い価格帯で上下する通貨 |
トレンド追従型 | EUR/USD, USD/JPY, GBP/USD | 一方向に動きやすい通貨 |
スワップ狙い型 | USD/JPY, MXN/JPY, ZAR/JPY | 高金利の買いポジで利益 |
EA選びと同じくらい、「どの通貨で動かすか」も勝敗を分ける重要な要素です。通貨ペアごとの特徴を理解して、最適な組み合わせを選びましょう。
5. FXは通貨だけじゃない!金や原油も取引できるって知ってた?
FXといえば「ドル円」「ユーロドル」といった通貨ペアが一般的ですが、実はそれだけではありません。海外FX口座を使えば、金(GOLD)や原油(WTI)といった「コモディティ(商品)」も取引可能です。これらの銘柄を取り入れることで、
- 通貨が動かないときでも利益チャンスがある
- 異なる値動きでリスクを分散できる
- 高いボラティリティを活かしたトレードが可能になる
といったメリットが得られ、トレードの幅がぐっと広がります。
ただし、コモディティの取引は国内FXでは基本的にできません。「海外FX口座を開設すること」が必須条件となります。そのため、これから取引したい方は、まず対応している海外FX業者の口座を準備しておく必要があります。
5-1. 海外FXでは「コモディティ」も取引できる
国内FXでは主に通貨ペアが中心ですが、海外FX口座を開設すれば、以下のようなコモディティが取引可能になります。
主な取扱コモディティ銘柄
銘柄 | 説明 |
---|---|
GOLD(XAU/USD) | 金。安全資産として有名。世界中の投資家に注目される |
SILVER(XAG/USD) | 銀。金と似た動きだが、よりボラティリティが高い |
WTI(USOIL) | アメリカの原油価格(WTI原油)。エネルギー市場を反映 |
BRENT(UKOIL) | 北海ブレント原油。ヨーロッパの原油指標 |
NGAS(天然ガス) | 季節要因に影響されやすいコモディティ |
これらは「商品CFD」として提供されており、通常の通貨ペアと同様にレバレッジをかけて取引できます。「買い」でも「売り」でも利益を狙えるため、相場の上下にかかわらずチャンスがあります。
5-2. コモディティの魅力
コモディティには通貨とは違った魅力があります。ここでは金と原油を例に挙げて見てきましょう。
金(GOLD)の特徴と魅力
- 「有事の金」とも呼ばれる安全資産
- 株や通貨が下がる局面で買われやすい
- 値動きが比較的分かりやすく、トレンドが出やすい
- 1日あたりの変動幅(ボラティリティ)が大きく、チャンスも豊富
「夜中に急騰する」「突発的に動く」こともあるため、EAを使用して取引を行う場合は、損切り設定やEAのアルゴリズムがしっかりしていることが前提です。
原油(WTI)の特徴と魅力
- 世界経済や戦争・OPECの発言に強く反応
- 季節や気候によっても価格が変動する
- 値動きは激しいが、短期で大きく稼ぎたいトレーダーに人気
原油は金よりもボラティリティが高くチャンスが多いいのが特徴ですが、その分初心者には難易度が高いとされる側面もあります。
5-3. 自動売買でコモディティを扱う際の注意点
EA(自動売買)を使ってコモディティを運用する際は、通貨ペアとは異なるリスク・特徴があることを理解しておく必要があります。
注意点とポイント
項目 | 説明 |
---|---|
ボラティリティ | 金や原油は1日の値幅が大きく、EAの損切りロジックが重要になる |
配信時間 | 市場によって取引時間が異なる。EAの稼働時間に注意 |
スプレッド | 通貨より広めになることが多い。エントリー頻度に注意 |
経済指標の影響 | 在庫統計やOPEC会合など、独自の経済イベントに反応する |
両建て制限 | 一部の海外口座ではコモディティに両建て制限があるケースも |
とはいえ、しっかりとした設計のEAを使えば、「通貨が動かないときでも利益を狙える武器」として、金や原油は非常に有用です。
特にGOLDは、自動売買との相性が良いことから、弊社の開発実績でも多くのテスト対象になっています。
5-4. おすすめの海外FX口座【コモディティ対応】
コモディティを自動売買も含めてしっかり取引したい方には、以下の海外FX業者がおすすめです。
ブローカー名 | 特徴 | コモディティ対応 | 公式サイト |
---|---|---|---|
XMTrading | 高スワップ・安定性◎/GOLDの取引が人気 | GOLD・WTI・天然ガスなど幅広く対応 | XM公式 |
HFM | 最大2000倍のレバレッジ/スワップフリー | GOLD・原油・シルバーなど | HFM公式 |
Exness | 最大無制限レバレッジや柔軟な入出金が魅力 | GOLD・原油・仮想通貨含む多数商品 | Exness公式 |
選び方のポイント
- 自分が取引したい銘柄(GOLD、原油など)に対応しているか
- スプレッドやスワップ条件が有利か
- MT4/MT5に対応しているか(EA使用のため)
コモディティを自動売買で扱う場合、GOLDの取り扱いに強いXMTradingが特におすすめです。EA実績も豊富で、弊社開発のEAも運用実績を積んでいます。
このように海外FX口座を利用することで、FX=通貨という常識を超えて、新たな収益機会が広がるのです。
「通貨ペアだけでFXをやっているのは、実はもったいない」そう言えるほど、コモディティには新たな利益のチャンスが眠っています。
通貨の値動きが少ないときの“サブ通貨”的な役割、高ボラティリティを活かした短期トレード、安全資産・インフレヘッジとしての分散投資として、コモディティを取り入れることで、選択肢が一気に広がります。
6.よくある質問
通貨ペアは途中で変えてもいいの?
もちろん可能です。
FXでは、取引する通貨ペアをいつでも自由に変えることができます。相場の状況や自分の経験値、トレードスタイルに応じて、より自分に合った通貨を探していくのが自然な流れです。
ただし、自動売買(EA)を利用している場合は注意が必要です。
EAのロジックは特定の通貨ペア向けに設計されていることが多いため、「通貨を変えたら思うように動かなくなった…」ということも。EAを使う際は、推奨通貨ペアでの運用を守るようにしましょう。
スワップ目的だけで稼ぐのはアリ?
条件さえ合えばアリです。
特に高金利通貨(トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソなど)を“買い”で保有すれば、スワップポイント(毎日の金利差)をコツコツ受け取れる戦略も可能です。
ただし、金利が高い通貨は政治や経済が不安定なケースが多く、通貨価値が下がるリスクも大きいです。スワップで得た利益以上に為替差損を出してしまうこともあるので、スワップ狙いはあくまで中長期目線で分散運用するのが安全です。
自動売買はどの通貨でも使えるの?
EAの種類によります。
基本的に、EA(自動売買ツール)は特定の通貨ペアや相場状況に最適化されて作られていることが多いです。
たとえば、レンジ相場に強いEAをトレンド相場で使うと失敗しやすい…というように、どんな相場でも万能というわけではありません。
そのため、EAを使う際は「どの通貨で動かすか」「どんな相場に向いているか」という点を必ずチェックすることが大切です。
弊社が提供するEAは、通貨ペアごとの特性を活かしたEAなので、初心者の方でも比較的扱いやすく、安定運用を目指せます。
海外口座の開設は難しいですか?日本語でできますか?
日本語完全対応の海外ブローカーも多くあります。日本でもっとも使われているXMtreadingの口座開設方法をまとめてありますので、ご参考ください。
7.まとめ│まずは扱いやすい通貨でスタートしよう
FXで安定して利益を出すためには、「どの通貨で取引をするか」の選択が非常に重要です。なぜなら、通貨ペアごとに値動きの癖や情報の多さ、スプレッドの広さ、スワップポイントの有利さなどが大きく異なるからです。
たとえば、「USD/JPY」や「EUR/USD」のようなメジャー通貨は情報も多く、値動きも比較的安定しているため、初心者にとって扱いやすい選択肢となります。一方で、「AUD/NZD」などはレンジ相場を形成しやすく、自動売買(EA)との相性が抜群です。
さらに、金(GOLD)や原油(WTI)などのコモディティも、相場状況に応じて通貨ペアと組み合わせることでトレードの幅を広げる武器になります。
そして最も重要なのは、無理なく・継続できる形でスタートすることです。自動売買(EA)を活用することで、時間や知識の制約を乗り越え、「ちょこちょこ稼ぐ」スタイルも十分に可能になります。
「どの通貨で始めればいいか分からない…」
「裁量トレードには自信がない…」
そんな方は、ぜひ弊社の実績あるEAとおすすめの通貨セットを活用して、リスクを抑えながら一歩ずつ着実にFXを始めてみてください。
私がこの記事を書いたよ!

ぬこにゃん
為替市場の鋭い眼を持つネコにゃん! 自宅の心地よいオフィスから世界経済を見守り、 飼い主の傍らで日々のトレード 生活費を稼いでで飼い主を支えるにゃ!