- 2024年12月31日
原油の先物の買い方と仕組み、価格帯を徹底解説!石油との違いは?
原油は世界経済を支える重要な資源の一つであり、その価格は株式市場や為替相場にも大きな影響を与えます。 特に原油先物……
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FXや株を始めたばかりの頃、チャートを見ても「線が動いてるな」くらいの印象しか持てなかった、という人は多いと思います。実は、チャートにはその時々の“市場の心理”や“売り買いの攻防”がギュッと詰まっていて、それを読み解くことができれば、チャンスのタイミングも自然と見えてくるようになります。
今回は、そんなチャートの「動き」に注目するブレイクアウト戦略という考え方を、初心者の方にもわかりやすく紹介していきます。
感覚ではなく、「動きに意味を見つける」それが、チャート分析の第一歩です。
チャート分析は、FXや株などの相場で「買うタイミング・売るタイミング」を考えるための基礎中の基礎です。ここからは、チャート分析がどんなものなのか、その基本的な考え方から丁寧に見ていきましょう。
チャートとは、価格の過去から現在までの動きを視覚的に表したものです。投資においては、このチャートから未来の動きを予測し、売買の判断を下します。
「上がってるから買う」「下がってるから売る」これは初心者がやりがちな判断ですが、もう一歩踏み込むと、上がる”前兆”や下がる”兆し”をチャートから感じ取ることが可能になります。
チャート分析=テクニカル分析と言い換えても差し支えないほど、テクニカル分析は重要な視点です。
テクニカル分析とは、過去の価格や出来高の動きから、将来の値動きを予測する方法です。一方で、ニュースや経済指標などから値動きを予測するのがファンダメンタルズ分析です。
FXの世界では、短期的な売買を行うトレーダーの多くが、このテクニカル分析を重視しています。なぜなら、価格変動のほとんどは”人の心理”によって動くからです。
テクニカル分析は、”今どこで多くの人が買いたいと思っているか?””売りたいと思っているか?”をチャートから読み解く技術だと言えるでしょう。
チャート分析のなかでも「トレンドの始まりを狙う」ブレイクアウト戦略は、多くのトレーダーに人気があります。ここではその基本から、特徴、注意点までをわかりやすく解説していきます。
ブレイクアウトとは、ある一定の価格帯(レンジ)を超えて、大きく動き出す瞬間を狙う手法です。
たとえば、ある通貨がしばらく「上がったり下がったり」を繰り返していたとします。その状態が続いた後、「上の壁」を越えたとき、多くの場合、相場は一気に上昇します。この“壁を超える瞬間”を捉えて、波に乗るのがブレイクアウト戦略です。
初心者にも視覚的にわかりやすく、「明確な根拠」をもってエントリーできるため、シンプルながらも非常に実用的な手法です。
図のように、価格が「レンジ相場」と呼ばれる一定範囲で上下していたところ、ある瞬間にその“上限”を突破します。この瞬間がブレイクアウトです。
この動きは「参加者の心理」と「注文の集中」によって一気に進む傾向があるため、トレンド初動のタイミングとして狙いやすいのです。
スウェーデン出身の伝説的スイングトレーダー、クリスチャン・クラーマギー氏は、ブレイクアウト戦略を駆使し、わずか3年で約6,450ドル(日本円で約100万円)を8,700万ドル(約135億円)にまで増やした実績で、世界中の注目を集めました。
多くのトレーダーが同じ「節目のライン」に注目しているからです。
相場には「ここを超えたら買いが入る」「ここを割ったら売りが加速する」という“心理的な節目”が存在します。特に、何度も跳ね返されていた価格帯を抜けると、それまでエントリーを我慢していた人が一気に動きます。その結果、急激な値動きが起きやすくなります。
つまり、価格が「壁」を超える=参加者が一斉に反応するタイミングであるため、分かりやすく、値幅も取りやすいというわけです。
ブレイクアウトは魅力的な戦略ですが、常にうまくいくわけではありません。ここでは勝率の傾向と、初心者が注意すべきポイントについて触れておきます。
ブレイクアウト戦略の勝率は、一般的に40〜60%程度と言われています。
「え、50%以下なら負けるじゃん」と思うかもしれませんが、大切なのは損小利大の設計ができること。例えば、1回の損失を-30pipsに対し、利益確定を+60pipsに設定していれば、勝率50%でも十分にプラスになります。
このように、勝率だけでなく「リスクリワード比」で見るのがポイントです。
ブレイクアウトで最も注意したいのが「フェイクアウト」と呼ばれるダマしの動きです。
一度は上抜けたように見えても、その後すぐに戻されてしまい、エントリー直後に損失になることもあります。
特にアジア時間(東京時間)など、出来高が少ない時間帯ではこのような騙しが起きやすい傾向があります。
ブレイクを狙う場合は、複数の時間足(例:1時間と4時間足)で同じ方向性を確認することや、出来高やローソク足の形状にも注目すると、成功率を高めやすくなります。
また、事前に逆指値(損切り)を設定しておくことは必須です。
チャートを読む力は、経験とともに少しずつ身につくものですが、「ブレイクのサイン」を知っておくと、相場の変化に気づきやすくなります。ここでは、実際のチャートを使って、意識されやすいラインの引き方やブレイク直後の動き方を解説していきます。
「チャート分析って難しそう…」と思う人も多いかもしれませんが、まず最初に覚えておきたいのが「水平線(ライン)を引くこと」です。
水平線は、「過去に何度も止まった価格帯」=市場参加者の意識が集中している場所に引きます。たとえば、
などが代表例です。
初心者のうちは、ローソク足の実体部分が揃っている価格や、ヒゲが何度も止まっている価格帯を目安にすると、比較的わかりやすく引けます。
水平線は「ぴったり1本」にこだわらなくてOK!
少し幅を持たせて「ゾーン(帯)」として意識すると、実際の相場にフィットします。
ラインを引けるようになったら、次は「そのラインを抜けたあとの動き=ブレイク」のパターンを見てみましょう。
ブレイクの動き方にはいくつかの典型パターンがあります。以下で、実際のチャート例をもとに解説します。
長らく超えられなかった上値(抵抗線)を、強い陽線が一気に抜けたあと、そのまま大きく上昇していく場面。
サポートライン(下値の支え)を割ってしまったことで、一気に売りが加速し、急落していくパターン。
ブレイクアウト戦略は強力な手法ですが、成功率を高めるためには“気をつけるべきポイント”もいくつかあります。特に初心者がつまずきやすい落とし穴を知っておくことで、余計な失敗を減らすことができます。
ラインを超えた!と思ってエントリーしたのに、すぐに逆方向へ…そんな“ダマシ”と呼ばれる動きは、ブレイクアウト戦略の大敵です。
これは、実際にはブレイクするほどの力がないのに、「ちょっとだけ超えた」動きに釣られて、多くの人が早まって入ってしまうことが原因です。特に、
このような条件下では、ブレイクの“勢い”が足りず、結果的に反転して損切りになることが多くなります。
こうしたダマシを避けるために、「フィルター」として以下のような確認ポイントを設けることが有効です。
こうした条件が揃っていれば、「本物のブレイク」である可能性が高まります。
ちなみに、当社EA「にゃブレイク」では、これらの要素をいくつか組み込んでおり、“勢いのある本物のブレイク”にのみ反応するよう工夫しています。
「損切り」=「負けた」と感じてしまう人も多いですが、実は損切りは“勝つための手段”でもあります。
どんなに勝率の高い手法でも、100%勝てる相場は存在しません。負けるときに、どれだけ小さく負けられるかがとても大切です。
損切りを入れないまま放置してしまうと…
そんな事態を防ぐためにも、「ここまできたら損切りしよう」というラインは必ず設定しておくべきです。
EAを使うと、あらかじめ設定しておいた価格で機械的に損切りを実行してくれます。感情に左右されず、冷静な判断ができるのも自動売買の強みです。
特に「にゃブレイク」では、損切りのラインを事前にしっかり設けたうえで、“負けをコントロールしながら、勝ちを大きく取る”ように設計されています。
ブレイクアウト戦略において最も難しいのが、「どのタイミングでエントリーすればいいのか?」という判断です。ここでは、基本的なエントリールールと、それを自動で実行する方法について紹介します。
ブレイクアウトとは、「今まで超えられなかった壁(=ライン)を抜ける瞬間」を狙う戦略です。ただし、適当に「抜けたっぽい」と思って入ってしまうと、ダマシに遭って損をする可能性もあります。
そこで、多くのトレーダーが参考にするのが以下のようなエントリー条件の整え方です。
これらを組み合わせることで、信頼性の高いブレイクを見極めやすくなります。
とはいえ、毎回チャートに張り付いて、ラインを引いて、ローソク足を確認して…という作業を続けるのは、時間的にも精神的にも負担が大きいですよね。
「仕事や家事で忙しくて、毎日チャートを見るのはムリ」
「感情的になって判断を間違えそう」
そんな方におすすめなのが、エントリー条件をあらかじめプログラムしておいた「自動売買EA」です。たとえば、弊社のブレイクアウト戦略EA「にゃブレイク」では、
など、手動だと面倒な条件をすべて自動でチェックし、本物のブレイクだけを狙ってエントリーしてくれます。
「自動でブレイクを狙いたいけど、怪しいツールは使いたくない」という人でも安心して使えるよう、検証データやロジックの公開も行っています。
ブレイクアウト戦略に興味を持っても、「実際に自分で判断してエントリーするのは難しい」と感じる方は少なくありません。そんな中で注目されているのが、“すでに成功しているトレード手法を再現した無料の自動売買ツール”です。
にゃブレイクは、スウェーデンの伝説的スイングトレーダー、クリスチャン・クラーマギー氏の手法を参考に開発されました。彼は、わずか3年間で約6,450ドル(約100万円)を8,700万ドル(約135億円)に増やしたことで世界的に話題となった人物です。
このEAでは、クラーマギー氏の得意とする「ブレイクアウト」や「フラッグブレイクアウト」といったエントリーロジックを、初心者でも扱えるように自動化。相場が一定のレンジ内で推移したあと、強く動き出す瞬間を狙ってエントリーし、利益を伸ばしていく仕組みです。
にゃブレイクの開発にあたり、重視したのは以下のポイントです。
トレンドが出やすい通貨ペア(例:USD/JPY、GOLDなど)に対応しており、裁量ではつかみにくい「動き出す瞬間」を逃さずキャッチしてくれます。
過去5年間にわたって主要な通貨ペア(USD/JPY・EUR/USD・GOLDなど)を対象にバックテストを実施しており、トレンド相場やレンジ相場、急激な変動が起きた局面など、さまざまな相場環境下でも安定したパフォーマンスを記録しています。
以下は、USD/JPY・EUR/USD・GOLDの3つの主要通貨(および金)を対象に、資金5万円で過去5年間にわたって実施したバックテストの結果です。それぞれ異なる特徴を持つ市場での運用データから、このEAが幅広い相場環境に対応できる柔軟性と安定性を備えていることが確認できます。
通貨ペア | 総利益(円) | 最大ドローダウン | 月平均利益 | 月利平均(%) | 勝率(%) |
---|---|---|---|---|---|
USD/JPY | 868,390円 | 152,210円(24%) | 13,359円 | 26.7% | 37.92% |
EUR/USD | 293,237円 | 98,357円(60%) | 4,511円 | 9.02% | 30.1% |
GOLD | 230,991円 | 55,429円(36%) | 3,553円 | 7.1% | 32.02% |
特に、想定外の値動きが発生しやすい地政学的リスクや経済指標発表時などでも、過度なドローダウンを避けながら、着実に収益を積み重ねてきた点は大きな評価ポイントです。そのため「特定の相場状況でしか機能しないEAではないか?」という不安を持っている方にとっても、安心材料のひとつになるでしょう。
\無料で使える!にゃブレイクはこちら/
「ブレイクした瞬間に乗る」それだけ聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、チャートの基本を知り、ラインの引き方やパターンを見慣れてくると、相場の動き方が少しずつ読めるようになってきます。
初心者でも、着実にステップを踏めば、チャンスはしっかり見えてきます。
ブレイクアウト戦略は、チャート分析の中でも比較的シンプルで取り組みやすく、相場の「動き出す瞬間」に乗ることで、効率よく利益を狙うことができる手法です。
もちろん、自分の手でチャートを見ながらエントリーしていく裁量トレードも素晴らしい選択肢ですが、
そんな人には、自動でブレイク戦略を実行してくれる「にゃブレイク」のようなEAを使うのも、十分に現実的な方法です。
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