ぬこにゃん式トラリピEA(にゃグリッド nyaGrid)の設定の秘訣と利益予想をバックテストで公開!

こんにちは、ぬこにゃんです。これまで、トラリピ系EAの自作と検証を行ってきました。そしてついに機能の実装も終わりました。
そこで今回は、「ぬこにゃん式トラリピ系EA(にゃグリッド nyaGrid)」の設定とその利益予想についてご紹介します。
「ぬこにゃん式トラリピ系EA(にゃグリッド nyaGrid)」は、簡単に導入できるように設計され、長期的に安定した利益を上げるためのさまざまな工夫が施されています。
これから自動売買を始めたい方、既に運用中の方、どちらにとっても有益な情報になるはずです。それでは、さっそくぬこにゃん式トラリピ系EA(にゃグリッド nyaGrid)の設定と利益予想を見ていきましょう。
取引レンジの設定について
取引レンジの設定は、大きく分けて、レンジ幅を広く設定するワイドレンジとレンジ幅を狭く設定するナローレンジの2つがあります。
通貨ペアにもよりますが、10年前の2014年あたりから価格の動くレンジが狭くなり、それ以前は価格の動くレンジが広い傾向にありました。
なので、現在から過去10年、過去20年のどちらを見てレンジにするかによって取引レンジが大きく変わります。
取引レンジについては、狭ければ利益も多くなり、広ければ利益が少なくなります。
そこで、現在から過去10年、過去20年のレンジをそれぞれ、ナローレンジ、ワイドレンジとして、ぬこにゃんはナローレンジを採用します。
ワイドレンジの利益も簡単に載せておきますね。
運用資金は30万円、複数の取引通貨ペアでチャンスを広げる
運用資金は30万円を前提に考えています。
トラリピ系戦略は、複数の取引通貨ペアを動かすことができます。これによって利益を大幅に増やすことができます。
デメリットとしては、複数の取引通貨ペアが同時にレンジの高値安値に行ってしまった際に、運用資金が30万円では足りなくなってしまいます。
しかし、過去5年間のドローダウンを見てみると、複数の通貨ペアが同時にレンジの高値安値付近まで動いたケースはコロナショックの頃だけです。

ここはリスクとなりますが、ぬこにゃんは一早く資金を増やすために、同時に複数の取引通貨ペアでぬこにゃん式トラリピ系EA(にゃグリッド nyaGrid)を動かします。もちろん、取引する通貨ペアの情勢はチェックしながらです。
もし、複数の通貨ペアが同時にレンジの高値安値付近まで動いた場合は30万円以上の資金が必要になります。
そこは、ぬこにゃん式トラリピ系EA(にゃグリッド nyaGrid)の利益の積み上げと、いざというときに追加で資金が入れられるように準備していこうと思います。
取引通貨ペア1、AUD/NZDの設定
AUD/NZDは、過去10年以上にわたり狭いレンジで価格が推移し、過去20年で見るとレンジが広くなります。
ぬこにゃんは、ナローレンジでにゃグリッド(nyaGrid)を稼働させるます。その際の設定、利益予想は以下の通りです。
にゃグリッド(nyaGrid)の設定
過去10年の高値安値をレンジに、1回あたりの注文ロット数は0.01にしました。検証結果で価格の出現回数が少ない高値安値圏も含めてトレードした方が利益が増えることがわかっています。
また、まとめてポジション機能をONにすることで、初期利益をブーストさせようと思います。
ポジション調整機能については、注文ロット数が0.01なのでOFFに、利益幅調整機能については、検証結果でプラスが出ているということでONにします。
全決済機能はOFFで、ONに設定すると全てのポジションが決済され、ポジションは保有しません。
ロスカットをレンジの上限下限の少し外に、ロスカット時証拠金維持率は100%で設定します。

この設定でEAを動かすと、下記のように表示されます。この時、必要資金を必ず確認します。

この設定で必要証拠金は、約35万円(2024年8月現在)になっています。
※必要資金はAUD/JPYが下がれば少なくなります。
にゃグリッド(nyaGrid)の利益予想
AUD/NZDの5年間のバックテストで約70万円の利益でした。
1年間の利益予想は約14万円になり、年利は46%です。
1年間の利益予想は5年間のバックテストから求めています。相場の状況によって良くも悪くもなります。

ワイドレンジの設定と利益予想
資金30万円で過去20年のワイドレンジにすると、トレード幅をかなり広くする必要があります。

5年間のバックテストで約16万円の利益でした。
1年間の利益予想は約3万円になり、年利は10%です。
ワイドレンジはトレード回数も少ないのであまりお勧めしません。

取引通貨ペア2、EUR/GBPの設定
EUR/GBPも過去9年で狭いレンジに収まっています。それ以前はAUD/NZDと同様にレンジが広がってしまいます。
EUR/GBPについても、ナローレンジでにゃグリッド(nyaGrid)を稼働させるます。その際の設定、利益予想は以下の通りです。
にゃグリッド(nyaGrid)の設定
EUR/GBPの設定は、過去9年の高値安値をレンジに、トレード幅、利益幅を15pipsにしました。
その他の細かい設定はAUD/NZDと同様です。

この設定でEAを動かすと、下記のように表示されます。この時、必要資金を必ず確認します。

この設定で必要証拠金は、約30万円(2024年9月現在)になっています。
※必要資金はEUR/JPYが下がれば少なくなります。
にゃグリッド(nyaGrid)の利益予想
EUR/GBPの5年間のバックテストで約103万円の利益でした。
1年間の利益予想は約21万円になり、年利は69%です。
1年間の利益予想は5年間のバックテストから求めています。相場の状況によって良くも悪くもなります。
ワイドレンジの設定と利益予想
EUR/GBPも資金30万円で過去20年のワイドレンジにすると、トレード幅をかなり広くする必要があります。

EUR/GBPについても5年間の利益は約6万円と大幅ダウンです。
1年間の利益予想は約1万円になり、年利は3%です。
ワイドレンジはトレード回数も利益も少ないので全くお勧めしません。

まとめ
ぬこにゃん式トラリピ系EAは、長期的に安定した運用を実現するために作成しました。
リスクと利益のバランスがとれた設定にできたのではないかと思います。
そして、複数通貨で運用すれば1年で資金を回収できます。
今後も取引する通貨ペアを増やし、利益を増やしていこうと思いますので、また見に来てくださいね。
★ぬこにゃん式トラリピ系EA(にゃグリッド nyaGrid)を動かしているFX業者は以下のとおり。
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★ぬこにゃん式トラリピ系EA(にゃグリッド nyaGrid)に興味がある方は以下の記事をどうぞ。
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ぬこにゃん
為替市場の鋭い眼を持つネコにゃん! 自宅の心地よいオフィスから世界経済を見守り、 飼い主の傍らで日々のトレード 生活費を稼いでで飼い主を支えるにゃ!