トラリピ系EA(戦略)の運用なら海外FX口座、XMTradingを選ぶ

トラリピ系EA(戦略)の運用なら海外FX口座、XMTradingを選ぶ

こんにちは、ぬこにゃんです。

トラリピ系EAは、レンジの上限下限では大きな含み損を抱えることになります。これを小資金でうまく乗り越えるためには、高いレバレッジと低い証拠金維持率が必要です。

この点で、海外FX口座が国内FX口座に比べて圧倒的に有利になります。

特にXMTradingは、スワップフリーのKIWAMI極口座があり、資金面だけでなく、トラリピ系EAの利益を押し下げるマイナススワップも対応できます。

今回の記事では、トラリピ系EA(戦略)が海外FX口座で運用することが有利な点をを解説します。

これから自動売買を始めたい方、既に運用中の方、どちらにとっても有益な情報になるはずです。それでは、さっそく海外FX口座を選ぶ理由を見ていきましょう。

トラリピ系EA(戦略)とは?

トラリピ系EA(戦略)は、価格が一定の範囲内で動くレンジ相場で、価格が上下するたびに注文と利益確定が繰り返し実行されるEAです。

一度設定してしまえば、後は自動で利益を積み上げることができるところが、初心者にもおすすめできます。

下記はトラリピ系EAの検証記事です。トラリピ系の取引や、どれくらいの利益がでるかも検証しています。興味のある方は是非ご覧ください。

海外FX口座とは?

海外FX口座とは、国内ではなく外国に拠点を持つFX業者が提供する口座のことです。

海外FX口座には、国内口座と異なる特長があります。

まず、レバレッジが高く設定されていることが多く、少ない資金で大きな取引が可能です。例えば、国内では最大25倍のレバレッジが一般的ですが、海外では500倍以上のレバレッジを提供する業者もあります。

また、ボーナスキャンペーンが豊富で、口座開設時や入金時にボーナスがもらえることが多いです。これにより、自己資金を増やさずに取引資金を増やすことができます。

ただし、信頼性や安全性には注意が必要です。一部の業者は規制が緩く、出金トラブルなどが発生するリスクもあります。

したがって、初心者はしっかりとリサーチし、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

国内FX口座と海外FX口座の違い

海外FX口座と国内FX口座との違いについて気になる方も多いと思います。

そこで、まずは違いを比較した表をご覧ください。

海外FX口座国内FX口座
レバレッジ最大1000倍以上25倍
スプレッド広め狭い
ボーナス多くのボーナスやキャンペーン無し
日本語サポートあり業者によってあり
税金雑所得として総合課税申告分離課税
20.315%の税率
約定力高い普通
信託保全業者によってされているされている
ゼロカットあり無し
取引プラットフォームMT4、MT5MT4、独自ツール
入出金の手間多少複雑簡単
安全性の懸念業者による安全
ロスカット水準
(証拠金維持率)
20%100%
スワップポイントスワップフリーの業者がある必ずある

この比較表を基に、国内FX口座と比較したトラリピ系EAを海外FX口座で動かすメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  • レバレッジ
  • ボーナス
  • 約定力
  • ゼロカット
  • ロスカット水準
  • スワップフリー

デメリット

  • スプレッド
  • 税金
  • 入出金
  • 安全性

次章以降では海外FX口座のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

トラリピ系EAを海外FX口座で動かすメリット

トラリピ系EAを海外FX口座で動かすメリットは大きく分けて2つあります。

一つ目は、必要資金を抑えることができる、二つ目は運用面での安全性です。

海外FX口座で必要資金を抑える

海外FX口座で必要資金を抑えるメリットは以下の通りです。

レバレッジ

基本的に、レバレッジを高くすると利益が大きくなるだけでなく、失敗した場合の損失も大きくなります。しかし、トラリピ系EAではレンジが決まっているので損失額は固定になります。

そのため、トラリピ系EAを運用する際には、高いレバレッジを活用して効率的に資金を運用しつつ、損失リスクを一定範囲内に抑えることができます。

また、高いレバレッジを利用することで、少ない資金でも多くのポジションを持つことが可能となり、トラリピ系EAの戦略をフルに活かすことができます。

これにより、市場の細かな変動にも対応しやすくなり、収益機会を増やすことができます。

ボーナス

海外のFX業者では、ユーザー獲得のために口座開設ボーナスや入金ボーナスなど様々なボーナスを提供しています。

このボーナスは、引き出すことはできませんが資金として使用することができます。

これにより、実際の自己資金を増やさずに取引資金を増やすことができるため、より多くのポジションを持つことが可能になります。

さらに、このボーナスを活用することで、初期のリスクを軽減しつつ取引を開始できるため、初心者にとっては安心材料の一つにもなります。

ロスカット水準(証拠金維持率)

海外FX口座の証拠金維持率は、ほとんど20%になります(国内FX口座は100%)。

もちろんこれを切るとロスカットされてしまいますが、レンジの上限下限が決まっているトラリピ系EAは、この低い証拠金維持率を有効に活用できます。

トラリピ系EAは、ロスカットラインで資金が0になってもよい運用(※)をするので、証拠金維持率が低ければ、必要資金を減らすことができます。

※利益は定期的に出金するため、レンジの動きが長く続けば利益は大きくなり、損失は限定されます。

必要資金を実際に計算

実際に海外、国内FX口座で必要となる資金を計算してみます。

例えば、ドル円のレンジを100円から125円とし、50銭刻みで0.01ロットのポジションを保有する場合を考えます。

この設定で、レンジの下限である100円まで下落した場合(最大50ポジションを保有)の必要資金を計算すると、約40万円もの差が生じます。

下の表は必要資金の詳細を海外、国内FX口座別にまとめたものです。

海外FX口座国内FX口座
必要証拠金5,000円200,000円
含み損650,000650,000
有効証拠金1,000円200,000円
必要資金656,000円1,050,000円

※海外FX口座はレバレッジ1000倍、証拠金維持率20%ととして計算しています。
※国内FX口座はレバレッジ25倍、証拠金維持率100%ととして計算しています。

さらに、海外FX口座で貰えるボーナスを考慮すると、自身の用意する資金の差はさらに広がります。

このように、海外FX口座の利用は、トラリピ系EAを運用する際に大きく必要資金を抑えることができ、資金効率が大きく上がります。

運用面での安全性

高い約定力

高い約定力は、トラリピ系EAを運用する上で非常に重要な要素です。

例えば、トラリピ系EAの利益幅やトレード幅を狭く設定した場合、細かな価格変動で迅速に約定する必要が出てきます。

高い約定力があれば、設定した価格での売買が確実に行われ、安定したパフォーマンスを維持することができます。

また、ボラティリティの高い時でも、高い約定力は安心して取引を行うための重要な要素です。

ゼロカット

ゼロカットシステムは、特にレンジの上限下限でポジション数が大きくなるトラリピ系EAにとって非常に有効なリスク管理ツールです。

このシステムは、口座残高がゼロ以下になった場合に、追証が発生しない仕組みとなっています。

トラリピ系EAでは、特定の価格帯内で複数のポジションを持つため、レンジの上限や下限に近づくと保有ポジション数が増加します。

このような状況では、急激な市場変動により損失が拡大するリスクが高まります。しかし、ゼロカットシステムがあることで、口座残高がマイナスになった場合でも、予期せぬ負債を避けることができます。

トラリピ系EA最大のメリット、XMTradingのKIWAMI極口座

トラリピ系EAは、通貨ペア(ロング、ショートどちらもマイナススワップのケース)やポジション保有し続ける際にマイナススワップの影響を受ける場合があります。

XMTradingのKIWAMI極口座は、スワップポイントが無いためマイナススワップの影響がありません。

現在のAUD/NZDはロングもショートもマイナススワップになっているので、トラリピ系EAを動かす上でかなりおすすめな口座になります。

トラリピ系EAのバックテストをかなりしていますが、長期運用ではプラススワップよりも、マイナススワップによる影響が大きく、スワップポイントは無いほうが利益が大きくなります。

トラリピ系EAを海外FX口座で動かすデメリット

トラリピ系EAを海外FX口座で運用する際のデメリットは4つありますが、回避できるものと回避が難しいものに分けることができます。

回避できるデメリット

以下のデメリットは、事前のリサーチと適切な業者選びで回避可能です。

スプレッドの広さ

海外FX業者は、国内業者と比べてスプレッドが広いことがあります。

スプレッドが広いと、取引コストが増加し、トラリピ系EAの利益が減少する可能性があります。特に頻繁に取引を行うトラリピ系EAでは、このコストの差がパフォーマンスに影響を与えることがあります。

XMTradingのKIWAMI極口座は、国内口座には及びませんが、スプレッド0.6pipsとかなり狭くなっているので、パフォーマンスへの影響を抑えることができます。

入出金の手間

海外FX業者は、多くの方が便利に使えるよう、様々な入出金方法を用意しています。それと共に、入出金を行う際には守らなければならないルールがあり、これが入出金を複雑にしています。

基本的なルールは以下の通りです。

  • 入金と出金は同じ方法で行う
    ほとんどの業者では、入金に使用した方法と同じ方法で出金を行う必要があります。これはマネーロンダリング防止のためです。
  • 出金方法に優先順位がある
    一部の業者では、クレジットカードでの出金が最優先されるなど、出金方法に優先順位が設けられていることがあります。
  • FX口座と同じ名義の出金先しか指定できない
    出金先の名義は、FX口座の名義と一致している必要があります。これもセキュリティを強化し、不正行為を防ぐためです。
  • ボーナスは出金できない
    多くの業者では、入金ボーナスや取引ボーナスは、出金できないことがあります。ボーナスは取引資金としてのみ使用可能です。

これらのルールの複雑さを軽減するために、bitwalletのような電子ウォレットを使用します。

bitwalletを利用することで、素早く簡単に入出金が可能となり、手続きが簡単になります。

安全性の懸念

海外FX業者は日本の金融庁のライセンスを取得していません。

なぜなら、ライセンスを取得すると「レバレッジは最大25倍」「ゼロカットシステムは採用してはいけない」「ボーナスは提供してはいけない」など、日本の規制を受けてしまうからです。

そのため、以下のポイントに気をつけることで、安全性を確保することができます。

  • 金融ライセンスを取得している
    信頼できる海外FX業者は、外国の金融ライセンスを取得しています。例えば、イギリスのFCA(金融行動監視機構)やオーストラリアのASIC(オーストラリア証券投資委員会)などに登録されている業者は安全性が高いです。
  • 信託保全や分別管理がされている
    顧客資金の信託保全や分別管理を徹底している業者を選ぶことで、業者が倒産した場合でも顧客の資金が保護される可能性が大きくなります。
  • 運営実績が十分にある
    長期間にわたり安定した運営実績がある業者は、信頼性が高いです。歴史が長く、多くのトレーダーから支持されている業者を選ぶことで、安全性を確保できます。
  • NDD方式を採用している
    NDD(ノンディーリングデスク)方式を採用している業者は、透明性が高く、公正な取引環境を提供します。NDD方式の業者を選ぶことで、取引の公正性と透明性が確保されます。
  • 日本語サポートが充実している
    日本語でのサポートが充実している業者を選びましょう。トラブルが発生した際に迅速かつ適切な対応を受けることができるため、安心して取引を行うことができます。
  • 悪質な出金拒否の経歴がない
    過去に悪質な出金拒否の経歴がないかを確認することも重要です。出金トラブルの報告が多い業者は避けるべきです。口コミやレビューを確認し、信頼性の高い業者を選ぶことが大切です。

これらのポイントに注意し、信頼性の高い海外FX業者を選定することで、安全にトラリピ系EAの運用を行うことが可能です。

当ブログでは、安心してトラリピEAを運用するために、信頼できる海外FX業者を紹介しています。

回避できないデメリット

回避できないデメリットは税金になります。

税率の違い

海外FX口座で得た利益に対する税金の取り扱いは国内FX口座と異なり、これを回避することはできません。

国内FX口座で得た利益は、基本的に一律20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)の申告分離課税が適用されます。

一方、海外FX口座で得た利益は、総合課税として扱われ、他の所得と合算して課税されます。これにより、所得が増えると税率が上がる可能性があります。

ただし、小資金での運用を考えている場合、初期段階での税金の影響は比較的少ないと思われます。初期の段階では、利益がそれほど大きくならないため、総合課税による負担も軽減される可能性があります。

まとめ

海外FX口座でのトラリピ系EA運用には、多くのメリットがあります。

高いレバレッジや豊富なボーナス、高い約定力といった利点を活用することで、少ない資金でも効果的に運用が可能です。

また、ゼロカットシステムにより、急激な市場変動による大きな損失リスクを軽減できます。

特に、資金が100万円くらいまででトラリピ系EAを稼働させる場合、海外FX口座はそのメリットがデメリットをはるかに上回ります。

当ブログでは、実際にトラリピ系EAを運用している信頼性と安全性のある海外FX業者を紹介していますので、業者選びの一つの目安になると思います。

★ぬこにゃん式トラリピ系EA(にゃグリッド nyaGrid)に興味がある方は以下の記事をどうぞ。

私がこの記事を書いたよ!

ぬこにゃん

ぬこにゃん

為替市場の鋭い眼を持つネコにゃん! 自宅の心地よいオフィスから世界経済を見守り、 飼い主の傍らで日々のトレード 生活費を稼いでで飼い主を支えるにゃ!

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